Mahler Symphony No.8(香港ウィーン音楽祭)

ドイツの文豪ゲーテの誕生日である8月28日に、ゲーテのファウストの場面があるマーラー交響曲第8番を聴きました。ちなみにゲーテは1749年生まれなので、267歳の誕生日です。

この夏6週間にわたる香港とウィーンの音楽交流「香港ウィーン音楽祭(Hong Kong – Vienna Music Festival)」の最後を飾るにふさわしい豪華なコンサートでした。当音楽祭芸術監督のジミー・チャン(Jimmy Chiang)氏の指揮で、香港とウィーンそれぞれにゆかりある音楽家たち、8名のソリスト、5つの合唱団、9つのオーケストラから集まったメンバーによる名演奏。プロも学生もいて、ちなみに5つの合唱団のひとつは前回の投稿で紹介したウィーン少年合唱団。

演奏前に香港政府ナンバー2である政務司司長キャリー・ラム(Carrie Lam / 林鄭月娥)氏など要人のスピーチが続き(ラム氏のスピーチ素敵でした。芸術に造詣が深い方なのだな)、プレゼントの贈呈式があり…と、アマチュア形式の流れだったので、演奏もそれなりなのかな?と思ったのですが、始まった演奏はど迫力で、なおかつ丁寧で、よくまとまっていて、全くもって、ほんとにもう、素晴らしい演奏でした。

合唱を盛り上げていたのはアーノルド・シェーンベルグ合唱団(Arnold Schoenberg Choir)でしょうか。

ソリストは、ソプラノのアナ・バクスター(Anna Baxter)さんが別格に光っていたけど、どの人もみんなよかった。

これはジミー・チャン氏の力量か。私は難しいことはわかりませんが、マーラーが晩年に書き上げたこの曲がもつ悟りの境地と同じぐらいの高さまで手が届いたんじゃないかというような崇高な演奏でした。

長丁場なのに、呆然としている間にあっという間に終わってしまった。一瞬すぎて、実は私はよく覚えてなかったりする。

そんな名演奏だったけど、終了後はこのコンサートの趣旨に沿ってジミー・チャン氏の短いスピーチがあり、最後は出演者の記念撮影タイム!

HK-Vienna Music Festival

じゃじゃーん。みなさんお見事でした。

香港とウィーンの音楽交流は今後も続くようです。
おもしろいです。楽しみです。

Mahler Symphony No.8
香港ウィーン音楽祭(Hong Kong – Vienna Music Festival)
Hong Kong City Hall
2016年8月28日